ハンドル部分のエアバッグ

廃車になった車は、解体工場でそれぞれの素材に分別・解体されます。エアバッグやシートベルトは、安全性にかかわるパーツのため、たとえ未使用でも再利用ができません。ほとんどのエアバッグは、一度も使われないまま、役目を終え廃棄されているようです。使用箇所によって丸型や角型などさまざまで、メーカーや車種によって形状や大きさも違います。解体工場で解体される車は、メーカー・車種・年式が揃うことはありません。そのため、解体作業者の手で1つずつ取り外されたエアバッグは、ハンドル部分を選別し、丁寧に洗浄しています。